そっかそっか!
いやー悪い悪い、じゃあ普段はちゃんとご主人様を守ってるんだな?
こんなに懐いてくれて嬉しいぜっ
ご主人様を頼んだぞ?
ホントは俺が守ってやりてぇけど……さすがに付きっきりってワケには行かねぇからな…。
(一郎の言葉に愛犬は心なしかキリリとした顔で大きく一鳴きした)
おっ、良い返事だ!〇〇のこと頼んだぞっ
…うん、可愛いやつだな。利口でお前によく懐いてる。
下手な男よりよっぽど信用出来て頼りになるってモンだ。
いや、普段は警戒心強いんだけど…多分私が一郎のこと警戒してないのをわかったから懐いたんじゃない?