ん…?一兄の部屋……ルナ?
ルナ、…居るのか?
(物音がしたためか、聞き慣れた声と共にガチャリとドアが開いた…)
……可笑しいな、確かにさっき音がしたのに
ドタバタした…物が落ちたとかってより、慌ててどっかに引っ込んだみたいな…。
(三郎はテーブルの下や、棚の影などを覗いている…)
これだけ呼んでも出て来ないってことは…ルナのやつ、何かやらかしたのか?怒られると思って出て来ない、とか…。
ルナー、出て来いよ。規模にもよるけど僕が庇ってやるからさー
(言いながらベッドの下を覗こうとした矢先、)
>三郎ー!忘れ物見つかったかー?!学校遅刻するぞっ!
あ…はい一兄っ!しまった、僕としたことが……
(既のところで三郎の顔が上がる…
慌てた様子で部屋を出て行くと、忘れ物を取ったのか しばらくしてバタバタと階段を降りて行った…。
……どうやら見つからなかったようだ)
♪!(慌ててベッドの下に隠れる)