っん…?……なんだ…もう朝か…。
<いつも通りの時刻に鳴った目覚まし時計を止め、一郎は大きなアクビをした…>
(今朝はよく眠れたな……ルナが居たからか…?確か腹の辺りに寝て…あぁ居た、)
ルナ、起きてるか?…おはよ、お前もぐっすり眠れて
ッは…?<布団を捲ると、そこには猫のように体を丸めて眠る女の子が……>
……夢だ
これは俺の見てる…いや、俺が作り出した夢だな。
自分ではあんまり自覚無かったけど俺だって男な訳で、そういう願望が人並みにあったって事か。
いやぁーーーほんと都合の良い夢だなーオイ。可愛い女の子に猫耳と尻尾が見えるとかマジで疲れてんな大丈夫か俺。
……そういうマイク喰らった覚えが無ぇんだけどなー
(ぶつぶつと何かを呟きながら遠い目をしている…)
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♪ふにゃ~ぁ。…いちろー?どしたの、へんなかお。