ぶッ…く、はははははっ……

(中から押さえ切れていない笑い声が聞こえて来る…)

そんなに、張り付かなくてもっ…俺はちゃんと出てくるから、っはぁー…大丈夫だぞ?
あーぁ…ったく……そんなに気になるんだったら入るか?ょ、っと……っほら、

(音を立ててドアが開いた…立ち込める湯気の向こうに湯船に浸かる一郎の姿が見える……)

♪入ろうとしては水にびっくりするのを繰り返す
♪ドアにべったりと張り付く