どうしたんだルナ、一兄なら午後まで帰って来ないぞ。

(三郎はドアの前で鳴くあなたの隣に座った)

……そんなに寂しそうにするなよ、一兄なら依頼を早く終わらせて 真っ直ぐ帰って来るから。
お前が来てから、なお更一兄は帰りが早いんだ。

…まぁ、ここ最近帰りが早いのは 一兄だけじゃないか……

(その間も落ち着かなさそうに鳴くあなたを横目でちらりと見た)

…お前ほんとに一兄が好きなんだな。

……そうだ、この様子を撮影して一兄に送ったら…よしっ

(三郎はドアの前で鳴いて帰りを待つあなたをムービー撮影すると、一郎に送った…)

あ、既読…ぅわっ、即レス付いた。
えーっと……ははっ、「秒で終わらせて帰る」だって。良かったな、ルナ。

(あなたの頭を優しく撫でた)

♪(携帯を覗きこんで嬉しそうに鳴く)
♪みー…(玄関でしばらくさみしそうに鳴く)