はいはい、すぐ終わるから。な?

猫用のシャンプー、っと……ほら、もう綺麗になってきた。
顔も洗うから目ぇ閉じろー。…ん、いい子だなっ

(あなたの体が徐々に綺麗になって来た…)

……さて、こんぐらいで良いだろ。あとは洗い流して……軽く絞って…っと。

ははっ、ほっそりしてる。
っあー悪かったって…すぐ拭くから。

(あなたを抱えドアを少し開けると、用意されたタオルを取り ふわりと包んだ)

よーし……うん、綺麗になった。どうだ?さっぱりしたろ。
あとは、風邪引くといけねーからドライヤーだな……俺の着替え…とりあえず後ででいっか…。

(一郎は自身の濡れたシャツを見て苦笑いすると、まだ生乾きのあなたをタオルごと抱え お風呂場を出た…)

ドライヤーもヤだろうけど我慢してくれよ?…お、シャンプーのいい匂いがするっ
あと少しだから、もうちょっと頑張ってくれ。

♪ドライヤーで眠くなる
♪ぁ~お、うなぁ~…(不服そう)