(階段を上る音が聞こえて来る…そのまま足音がこちらに近づいて来ると、半開きのドアがゆっくりと開いた…)

ルナ?声が…ッなんで泣いてんだ?!

何があった?どっか痛てぇのか?

(すぐさまあなたに駆け寄り 溢れる涙を指で拭うと、優しく頭を撫でる…)

とにかく、泣かないでくれ。お前の好物…待て、ちゃーるはさすがに食えねぇか……
あー…魚?魚食わしてやっから。な?

…泣いてばっかじゃ分かんねぇからさ……いまは喋れるんだし、理由を教えてくれねぇか…?

(あなたに目線を合わせ、困ったように顔を覗き込んでいる…)

♪やくそく、いちろーとの、まもれなかった。じろーとさぶろーに、めいわくかけちゃう…っ!
♪…みぃ、みゃぁ……(耳と尻尾を下げぽろぽろと泣く)