(んー…ここにも居ねぇか……
脱走してるって事は無いだろうから、しばらく経ちゃ出て来るか…?
とりあえず午後まで暇だし、録り溜めてたアニメ観るか…。)
<一郎が自室に行くと、ベッドの布団が少し膨らんでいる…>

お……
もしかして…<言葉と共にそっと布団を捲ると、丸まって眠るあなたが…>
ッ…(可愛すぎだろ…!
どこにも居ねぇと思ったら、俺の布団に居るなんて…あー……めちゃくちゃ可愛すぎる…
……耳を澄ますとすぴすぴ小さく聞こえンの愛しー…お腹が上下に動いてるだけで可愛いとか…。
あんまり見てると起きちまうかな…そっとしておこう。あ、写真一枚だけ…)
<"カシャ" 一枚だけ写真を撮るとゆっくりと布団を戻し、一郎はヘッドホンでアニメを観だした…>