(いつものことだ…あなたはそのまま昼寝を続行することにした……)
>二郎っ!なんか落とす音がしたけど大丈夫か!?
だ、大丈夫だよ兄ちゃん!!今日使うのもちゃんと見つかったし!
>とか言って、あいつの事だから何か壊したんじゃないですか?
聞こえてんぞ三郎!!俺がそんな事する訳無ぇだろ!
もし壊したんなら壊したってちゃんと正直に言うに決まってんだろーがッ
(二郎の言い返す声が徐々に部屋から遠ざかって行く…)
>どうだか……まえ、僕の部屋のチェスボード落としたくせに黙って戻したこと忘れてないからな。
案の定、駒の位置が変わってたからすぐに分かったけど。
あれはっ…別に壊してねぇからノーカンだろ!!
>壊してないから良いだろうとでも言いたいのか?ハッ!これだから低能は、
お前ら早く学校に行けッ!!!
(ゴツンっ、といつもの音が響いた……
少ししょんぼりとした"いってきます"が続き、一郎の大きなため息が部屋まで聞こえた…。)
♪(じろーはいっつもあわてんぼさんだなー)