ニュースの件もあるし、見えなくなるまで見送ろうと思って出てたんだ。
無事で良かったよ…。

(はぁ、と軽く息を吐き 言葉を続ける…)

つっても…振り出しに戻っちまったな。

どっち道、今の状態の俺と一緒に居たら お前の身も危ない。
このまま時間が経てば、俺もああならない保証はどこにも無いからな…そう思って帰らせたんだが……

俺が送り届けようにも…正直なところ、さっきので結構消耗してる。

こりゃ…っ……いよいよ、寂雷さんを頼らないとマズいかな…

(辛そうに顔を歪ませている…)

ちっと、寂雷さんに連絡してみっから お前は向こうの部屋に行っててくれ。

もうその手の対応に追われてるかもしれないし、望み薄だけど…とりあえず、連絡してみない事にはな…。

(そう言い残し、スマホを片手に一郎は自分の部屋に行ってしまった…窓の外を見ると、遠くに救急車やパトカーの姿が見える……)

☆ひとまず一郎に従って部屋を移動する
☆怖かった…。一郎が来てくれなかったらと思うと…