………、

(刹那、礼を言うあなたをに覆い被さるように 一郎の体が倒れ込んで来る…
そのまま頭の上の方に片腕を付くと、玄関のドアと自身に閉じ込めるように顔を近付けられた…首元で深く呼吸の音がする)

…甘い……

いや、ダメだ…我慢しねぇと……傷付ける、訳には…っ

(肩をぐっと掴まれ、一郎の顔が遠ざかる…も、指先は小刻みに震えている)

☆ねぇ、もし私と一郎が逆の立場だったとしたら…一郎はどうする?(そっと手を重ねる)
☆あー…えっと…私、吸血鬼物の作品とか好きで…だからもし仮に血を吸われても憧れのシチュエーション的な感じで…ある種Win-Winというか…傷つくとか気にしなくてもいいよっていうか…
☆(気のせいかな?なんか近いような…)あー、なんか色々ありすぎて仕舞い忘れてたみたい。ありがとう!