(あなたの指には、まだ血の滲んでいる絆創膏が貼られている…)

なに見てるんだ?…っ、お前……

(絆創膏を見つめるあなたに気が付くと、一郎は精一杯顔を逸らした)

…変なことは考えるなよ?
そりゃ俺もだろって話だが…ッ……見てると眩暈がする…

(辛そうに顔を歪ませている…)
☆(指に巻いた絆創膏を見る)