あっ、待ってくださいよ〇〇さん!

(引いては寄せる波を蹴る水の音が、パシャパシャと二人分響いている…)

うぉっ、意外に砂に足取られる…!
〇〇さんも気を付けてくださッぅわ…!?

(少し後ろの方でドサリと音がした…)

●一郎くん!?大丈ぶっ、ぁ…!!(慌てて駆け寄り躓く)
●!(浜辺を駆け出し)…一郎くーん!捕まえに来てー!