……〇〇さん、俺のこと子供か何かだと思ってません…?
(不満そうにしながらも 少し膝を折り、あなたに大人しく髪を拭かれている…)
迎えに来てくれんのも、こうやって髪拭いてくれんのもありがたいっすけど…さっきの言い方、ガキに言い聞かせるみてぇな……
…言っときますけど、俺はもうすぐ20歳で 子供じゃないですからね。
確かに、年上のあんたからしたらまだまだガキかもしんねぇけど……〇〇さんが思ってる以上には、ちゃんと…
(髪を拭くあなたの手を取ると、包むようにそっと握った…)
俺だって、男っすから。
(一郎の手は大きく、しなやかだが少し骨ばっている…あなたの手がすっぽりと覆われてしまう)
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●ちゃ、ちゃんと男の人だって分かってるよ…?(握られた手元から視線を外し、頬を赤らめ)