>〇〇さんは優しくて綺麗な人だとか、笑顔が素敵だとか、今日も尊くて眩しかッイッテ!!
(気が付けば二郎が頭を押さえている…)
>何でもありません。
>てっめぇ…!いま兄貴に手ぇ上げやがったな!!
>それがぁ?一兄である前に、人から聞いた話を当人にベラベラ喋るやつの頭を叩いて何が悪いのか僕には全く理解出来ないけどぉ??
やめろお前ら、〇〇さんの前で……あと、お前らが騒げば騒ぐほど俺の傷口が広がる…。
ったく……もう行くぞ、〇〇さんをこれ以上足止めする訳には行かねぇ。
それに、特売セールのこと忘れてねぇだろうな?
>わ、忘れてないよ!
>嘘だな、お前のことだから頭のネジが緩んですっぽ抜けてたんだろ。
>あ゛あッ!?
やーめーろっ
それじゃ、俺たちはこの辺で…お騒がせしてすみませんでした。
>…すみません、失礼します。
>じゃあなー
>何だよその挨拶、失礼しますだろうがこの低能。
お前らいい加減にしろッ
(ゴツンッと派手な音と小さな悲鳴が響いた…)
●私のこと話してるなんてちょっと恥ずかしいなあ