………、
(一郎の手がゆっくりと布団を取る…と、覗いた真っ赤な顔にまたくすりと笑んだ)
っかわい。
…ね、許してくれないんですか?
許してくれないンなら……仕返ししますよ。
(ぽすりと横になると、じっとこちらを見つめる…)
…さっきの〇〇さんみたいに、俺も見てることにします。
そんで、ついでにその様子を実況します。
……顔真っ赤にして、ほんと可愛い。
俺のことじっと見てたのに、見られるのは恥ずかしいンすね。
照れて拗ねちゃったりするトコも、堪んなくなって顔隠しちゃうのもマジで可愛すぎます。
俺の彼女が毎日可愛くて、愛しくて、尊みが止まらないっすよ。
…あ、目ぇ逸らしちゃダメですって。
(頬に手を添え、そっと視線を戻された)
●真っ赤になって何も言えなくなる