あれ……〇〇さん?

(向こうから聞き慣れた声がした…と思えば、歩いてきたのは一郎だった)

こんばんは。こんな時間にどうしっ……あぁ、仕事っすか…。
お仕事って、いつもこんな時間に終わるんですか?にしては夜遅い気も……

(残業だと説明すると、途端に一郎の表情が曇った…)

もう終電近いのに…危ないっすよ。

家まで送って行きます。…ここら辺はまだマシですけど、危ないことに変わり無いっすから。

●ありがとう、一郎くん紳士だねー
●残業帰りに偶然会う