…っ…ん……あれ……?
<目を覚ました一郎は辺りをゆっくりと見回すと、すぐにあなたに気が付いた>
(〇〇さん?……そっか、俺寝ちまったのか…
せっかく来てもらったってのにまさか寝落ちするとか……貴重な時間だってのに…。
……っにしても、怒るワケでも起こすワケでも無く寄り添ってくれて…マジでほんっと……)
<寄り添うあなたの頬に掛かる髪を、指先でそっと除ける…>
(…かわいい。
寝顔、ちょっと幼いんだよな…。
……さすがに怒るかな?…いや、けど〇〇さんの事だから……んー……
…いっか。気付かれねぇ様にゆーっくり…しずかーに……)
<覆い被さるようにゆっくりと上体を曲げると、静かに唇に口付けた>
→
●ん…いちろ…く…(ふにゃりと笑う)