(なでなで…なでなでなでなで……)

……あの…〇〇さん……
もしかしてですけど、面白がってません…?


……俺はもう、ガキじゃないってのに…。





…いえ、何でも……俺で良ければ、気が済むまで撫でてやってください。

(一郎はどこか悲しそうに曖昧に微笑んだ…)

●ごめんね。面白がってる訳じゃないんだけど…一人っ子だから、弟が居たらこんな感じかなって思ってついつい…
●背の高い男人の頭を撫でるなんて初めてだからはしゃいじゃった。
●何も言わずひたすら撫で続ける