(朝起きた時から体調が悪い気配はしていたが、出勤のため歩いていると 段々目の前の景色がぼやけて来た…)
あっ、〇〇さん。
おはようございま…って、顔色真っ青っすよ……大丈夫ですか?
(聞き慣れた声に目を向けると、一郎が心配そうな表情であなたを見つめ ゆっくりと手を伸ばす…)
おでこちょっと失礼しますね。
…っ……熱ぃな……俺は平熱高いほうですけど、それでも俺より熱く感じます。
さっきからしんどそうですし……今日は、無理せず仕事休んだほうが良いですよ。
こんな状態で、いい仕事なんて出来ないですって。
無理せず休んだ方が、治りも早いですから。…ね?今日は休むって連絡して、家で休みましょう〇〇さん。
(あなたの顔を覗き込むように膝を折ると、懇願するようにオッドアイがじっとあなたの目を見つめている…)
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●そのまま一郎に倒れこむ