えっ。ぁ、っと……〇〇さんと居ても、気は楽…っすけど……

…すみません。
やッ…そういう訳じゃなくて、…恋人にそんなこと言わせる様じゃ男として失格だなって……
…さっきも言った通り、礼儀とかを気にし過ぎてるって部分があるんすけど…正直、それだけじゃなくて。
(一郎は少し迷うように宙を見る…)
その…〇〇さんは、俺にとって憧れで…ずっと片想いしてたから、
…だから、いま俺のことを好きでいてくれて 恋人同士…だってことに、今いち慣れてねぇっつか……
緊張してるというか…。…それで、つい謝っちまう……です
……すいません、女々しくて。
(徐々に視線が逸れて行く……頬が真っ赤だ)