…俺の声で元気出るなら、幾らでも話しますよ。

あれだったら仕事の愚痴とか、〇〇さんがスッキリするまで付き合いますし。
俺 明日は午後からなんで、俺のことは気にしないでください。

……顔が見えない分、正直ちょっと寂しいっすけど…〇〇さんを独占してる感じして、これはこれで良いかも。

………すいません、今の忘れてください

(スピーカーの向こうから微かに"やってしまった"感のあるうめき声が聞こえる…)

●それなら私も一郎くんのこと独り占めだねっ(ふふ、と楽しそうに笑い)
●ちょっと疲れてたけど、一郎くんの声聞いたら元気でたよ。ありがとう。