飯…っすか?あいつらも一緒に…?

…そ、それはさすがに申し訳ないですよ。
ほら、俺だけでも結構食うのに 育ち盛りが二人も付いて来たら〇〇さん家の食材が根こそぎ消えますって。

(一郎は必死だ…)

いや、ほんとに。冗談じゃないっすからッ

うち米だけで毎日一升ぐらい炊いてて、それで毎日ほとんど残らないんすよ?
…それでも良ければ、必要な食材さえ連絡して下されば 俺たちが買って持って行きます。

あぁっと……これ、俺の連絡先です。

(一郎はメモに手早くペンを走らせると、破り取りあなたに手渡した…)

お手隙の際にでも登録してください。

……っあ、迷い猫の話に戻るんすけど
明日の大雨は午後の予報らしいので、猫が来るのはその前後になると思います。

…じゃあ、その…飯の話も含めて、〇〇さんのご都合とか 連絡くれると助かるっす。

それじゃあ、また明日 お願いします。

(一郎は軽く手を振ると、小走りに去って行った…)

●(うーん、カレーとかだったらいっぱい食べれるかなぁ?トッピングも用意しないと…)
●いいよ。よかったら、弟くんたちもつれてご飯食べに来ない?