(離れたあなたの手を、咄嗟に伸びて来た一郎の手が掴んだ…)

ぁ…す、すいません。
そんなに勢いよく離れられると思ってなかったんで、つい……

離れてつったのに可笑しいんすけど、なんか…ちょっと、寂しい…とか……すいません、

(そのままするりと指を絡ませた…)
●あっ…ご、ごめんなさい!!(バッと離れる)