ただいまっす。

(戻って来た一郎は片手に何やらビニール袋を提げている…袋には近くのドラッグストアのマークが……)

…これ、食べ終わってからで大丈夫なんで 足手当てしましょっか。
帰りは俺の家のが近いんで、一旦ウチ寄ってもらって…したら、もっとちゃんと手当ても出来るし、車も出せるんで。

(一郎はふっと柔らかく微笑む…)

……俺のために、新しい靴下ろしてくれたんすよね。
似合ってたんで、靴擦れにすぐ気付けました。

…結構痛みます?

(心配そうに眉を下げている…)

●だ、大丈夫!迷惑かけちゃってごめんね、ありがとう。
●あ、一郎くん、おかえりなさい(戻ってきた一郎を迎える)