…ったく……姉貴には敵わねぇな…。

……昔はよくこうやって姉貴に頭撫でられてたけど、二郎と三郎が下に出来てからは…俺が頭を撫でる側になっただろ？

なんか…その時から俺はこいつらの兄貴になったんだって思ったし、姉貴も…
俺だけに構ってられねぇんだ、俺もちゃんとしないと…って、変に意固地になってた部分はあったかもしんねぇ。

(あなたの手にそっと頭を寄せた)

…けど、やっぱりたまにで良いよ。……嬉しいけど、なんか照れんだって…。