(みんなで川の字で寝ることになった。が……)

やっぱりこうなるか…。

>俺兄ちゃんと姉ちゃんの隣が良い!
>はぁ!?そしたらお前が真ん中になるだろ!二郎の分際で生意気だッ身の程を弁えろ!
>じゃあ三郎お前はどこが良いんだよ?ちゃあんと身の程ってモンを弁えてんだろーなぁ!?
>ハッ…僕はお前とは違うんだ。僕はちゃんと端っこを選ぶよ、一兄か姉さんの隣にね。当たり前だろ?
>お前そこは末っ子なんだから俺の隣に決まってんだろーがアホか?アホなのかぁ?
>ハァ…お前こそアホなのか?そんなんじゃわざわざ川の字で寝る意味なんて無いだろ。
大体、姉さんの希望なんだから ちゃんと姉さんと一兄の要望も聞くべきだ。はぁ…また低能のペースに巻き込まれるところだった…
>何だとッ…

二郎、三郎、そこら辺にしとけ。…姉貴が眠そうな顔してる

(一郎の言葉に、二郎と三郎は先ほどとは打って変わってあなたに子猫のように謝り始めた…)

…じゃあ、姉貴が真ん中で その両側にお前らで良いだろ。

>じゃあ、一兄は僕の隣に来てくださいっ
>ッざけんな!…兄ちゃんは俺の隣だよね?

……ハァー…

(山田家の川の字問題)
◎その夜…