(ドアの向こうから何か物音がしたので開けてみると、
ドアの前におぼんに乗せられたお菓子とお茶が置いてある…お茶からはまだ湯気が立ち上っている…)

>二郎ぉ…こんな子供だましみたいなのでほんとに元気づけられるのか…?
>何もしないよりは良いだろ…兄ちゃんだって、下手な言葉掛けるよりそっとしといた方が良い時もあるって…。

二郎、三郎、何してんだ?
今は見て見ぬふりして、そっとしといてやれつったろ。

…あれで良いんだよ、いま必要なのは言葉じゃない。

>はい…。
>はーい…

(廊下の向こうからこそこそと声がする…)

◇お茶とお菓子を頂いて、お礼を書いたメモを添えておく
◇みんなありがとう
◇落ち着いてからお礼を言いに行く
◇隠れて泣く