(後日…一郎とお昼にとある花屋に来た…綺麗な花が所狭しと並んでいる……)
こう見ると色々あるんだな。
今まで通り過ぎるだけだったから、あんまり気にも留めなかったけど。
…で、あんたの部屋に飾る花だったか……
(大して興味も無さそうな顔で店内の花々を見て回り、そのまま出入口に戻って来ようかというところで 一郎の足がふと止まった…)
……すいません、これ下さい。
…あー…部屋に飾るんで、適当に何輪か……じゃあ、そんぐらいで。
(出入口で待っていたあなたに、一郎は押し付けるようにそれを手渡した)
ほら。
…あんまり長くは持たねーだろうけど、それ…おまけで付けてくれた…延命剤?っての入れりゃ、少しは持つらしいから。
水はそれ入れて2.3日おきに交換。……じゃ、約束は守ったからな。
(名前は分からないが、真っ白で綺麗な花だ…)
◇うん!楽しみだなー!