……謝らなくて良い。
…そんなに、追い詰められてたのか

(躊躇うように歩み寄ると、そっとあなたの目元に触れた)

……悪かった。
俺も、…もう少しあんたの立場になって考えるべきだったと思う。

…今さら遅いかもしんねぇけど、少しずつあんたに歩み寄れたら…なんて、虫が良すぎか。

……そこに座ってろ。タオル持って来る。

(暫くすると、冷えたタオルと温かいお茶をくれた)

◇急に不安になっちゃって…でももう大丈夫
◇一郎のせいじゃない
◇(無理やり涙を止めて扉を開ける)こんなとこで泣いててごめんね。