「♪ 溢れた涙 僕を強く させてくれたから大丈夫 弱かった自分に嫌気が差す…」
(あなたが歌って待っていると、上階から声が聞こえる…)
>三郎!なんか歌う声が聞こえる!!超怖ぇ!!!
>うるっさい!!この声は〇〇姉だよ!…というか、その歌だと僕が停電が怖いみたいに聞こえるからやめてください!!
>とか言ってっけど、三郎も暗いの怖かったろ?可愛そうだしお兄様がそっち行ってやろーかー?
>はぁ?そんなの昔の話だろ!気持ち悪いから来なくてッ痛…?!
>三郎っ!?
(あなたも心配の声を上げると、すぐに三郎の声が聞こえる)
>だ、大丈夫です!ちょっとぶつけただけで……というか、二郎のせいだぞ!お前が下らないことを話しかけて来るからつい足が動いて…
>あ゛ぁ!?せっかく心配してやったのに人のせいかよ!!
>お前らまーたケンカしてんのか!?ブレーカー上げるから大人しくしろ!!
(一郎の大声と共に、辺りがぱっと明るくなった…)

〇〇っ!大丈夫だったか?ケガは無いな?……よかった。
二郎!三郎!そっちは大丈夫か?!
>問題ありませーん!
>大丈夫ー!
よし。……しかし、あいつらは停電の時でもケンカとはな…お前ぐらいだ、いい子で待ってられるのは…。
(なでなでと頭を撫でられた)