っ……おーい、出たぞ?

…〇〇ー?
兄ちゃんのこと起きて待っててくれるんじゃなかったのかー…?

<小声で言いながら、丸まって眠っているあなたの頬をつんと小突いた>

…ったく……(予想はしてたけど、案の定寝ちまったか…。)

<あなたを起こさぬ様にゆっくりと抱え上げ、静かに部屋に向かう…>

(ほんと…まだまだ子供だな……
……いや、ちょっとずつ成長して大人になってくれりゃそれで良いんだ

…それまでは、俺が守ってやらねぇと。)

……おやすみ、〇〇。…また明日な。

<そっとベッドに寝かせ、そっと布団を掛ける…自らも隣に横になると 大きな手が優しく頭を撫でた…>
▽ソファで丸まって寝落ちする