(部屋に戻ると、あなたはベッドに横になり目を閉じた…頭痛がひどく咳も出て来た…
暫くすると、階段を上る音が聞こえて来る…次いで、トントンと控えめにドアをノックされた)
〇〇、お粥持ってきた。…入るぞ。
(ドアが開くと、温かそうな湯気の立つお粥とスプーンが乗ったおぼんを手にした一郎が にこりと微笑んだ)
ぜんぶ食えなくても良いから、少しでも腹に入れとけ。
ほら、…どうだ?玉子粥にしてみたんだ。
自分で食えそうか…?
…ちっちゃい頃みたいに、兄ちゃんがあーんしてやろうか。
(冗談っぽくだが、とても優しい声色だ…)
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▽……(おとなしく口を開ける)