………そっか。
…うん、……そっかぁ…。
(一郎は噛み締めるように呟き、あなたを見て 何だか眩しそうに目を細めた)
……俺も、今すっげぇ幸せだ。
二郎も、三郎も、〇〇も、本当に…我ながら、すげー立派に育ってくれて……俺はもう、…ほんとに幸せなんだ。
今まで…お前らを不安にさせたり、怖い思いさせたことも……きっと、一度や二度じゃねぇ。
だから、俺は…お前らの幸せが、俺の幸せなんだ。
(一郎の目には、薄く涙が浮かんでいるように見える…)
……って、じゃがいも潰しながらなに言ってんだろうな俺。恥っずッ
お前がすげー嬉しいこと言ってくれるンで、つい熱が入っちまった。
……けど、言ったことはもちろん嘘じゃねぇ。
…ありがとな、〇〇。兄ちゃんは、ほんっとに幸せモンだ。
(逆の手で、あなたの頭を優しく撫でた)
▽お兄ちゃんあのね、私今すっごく幸せだよ