名前:山田一郎
頼れる兄貴度169%
props!!
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(一郎の顔が一瞬、グッと歪んだ…)
…あぁ。
あいつは……山田零は、俺たちの父親だ。
二郎と三郎には、その事を切り出されたんで先に話したんだが……俺は 今までお前たちに嘘を吐いてた。
(一郎はどこか苦しそうに言葉を続ける…)
…俺の退路を断つために、親父は死んだって お前たちに伝えた。
あの親父を、当てにしたくなかったからだ。
…俺は、俺一人の手で お前たちを立派に育てる。
そのために、頼れるものは何も無いって…自分自身に言い聞かせていたんだ。
……すまなかった。
(悲痛そうに一郎は頭を下げた)
→
▽…あの人の目は、私を映してなかったよ
→
▽謝らないでよ!お父さんが居なくても、いち兄もじろ兄もさぶちゃんも居てくれたから寂しくないよ
▽お兄ちゃん、オオサカの天谷奴って人…ほんとにお父さんなの…?