(怯えている様子のあなたに、ゴーストは不敵に笑んだ…)

当然の反応だな。
目を覚ませば知らない場所、目の前には見知った顔によく似た知らない存在…怯えるのが道理だ。

さっきも言った通り、俺に敵意は無い。

俺が求めていることは、会話をしてほしいということだけだ。
俺の気が済むまでにはなるが、終わればお前を現実世界へ無事に返す。

いまお前は眠っていて、ここは夢の中のようなもの。

起きればすべて夢として忘れるから安心しろ。

(ふぅ、と一つ息を吐く…)

…さて、俺からの説明は以上だが……まだ何か怯える要素があるのか?

▼気の済むまで…?
▼怯える