……俺も、あれから色々考えたんだ。

…お前のことはもちろん、俺の…今の思いとか、願いとか、…お前を、どう思ってるのかとか。
その…自分なりに、真剣に考えて 向き合ったつもりだ。

それで…だな、俺はやっぱり お前がすげぇ大切で、出来りゃずっと俺のそばに居てほしいと思ってる。

今までは、ダチとしてお前が大切で、俺のそばに居てお前が笑ってくれりゃ…幸せなら、それで良いと思ってた。
お前の幸せを守るためなら、俺が出来る限りの事をしてやりてぇって……

……けど、今は…それだけじゃ、足りねぇと思う自分が居る。

あー…足りねぇっつか、欲が出て来たっつうか……

(ふと、一郎の言葉が止まった…何かを探るように目だけを動かしている…)

…ったく…あいつら……

悪ぃ、〇〇…続きは外で話して良いか。…お前以外に、聞かれたくねぇんだ。

(よく分からないが、一郎の後に付いてとりあえず外に出た…)
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