これ……
(一郎の目の前には美味しそうな料理が並んでいる…)
>ビックリした?兄ちゃんには内緒でみんなで頑張って作ったんだ!
>一兄の好物を中心にして作ってみたんです!鯖の味噌煮は〇〇さんが作って下さって…
お前ら……ありがとうな。
ここまでして貰えるなんて…俺はほんとに幸せモンだ。
…出来りゃ、お前らが作ってるところも見たかったなぁ……
きっと、すげぇ…すげぇ尊かったんだろうよッ……出来りゃその様子を見てみたかった…或いは動画でっ…!
>え、一兄そんなっ…泣くほどですか!?
>そっか…ごめん、ごめんよ兄ちゃん…!
俺〇〇さんと三郎と作っててなんか俺たちの姉ちゃんみたいだなって尊みを感じてたのに…!!
>えぇ……(なに言ってんだか正直よく分からない…けど…)
で、では〇〇さん。宜しければまた今度僕たちと一緒に料理を作って頂けませんか?僕たちも勉強になりますし…
俺からも頼む……お前らが和気藹々と台所に立つ姿を一目見ないと歳取れねぇ…。
>兄ちゃん…とりあえず冷めない内にご飯にしようよ、俺たちすげー頑張ったからさ…!
そうだな……よし、…いただきます。
>いただきます!
>いただきまーすっ
(※この数秒後に美味しいとまた咽び泣くことになる一郎)
□二郎くん三郎くんと料理を作って振る舞う