名前:切原赤也

グラウンド14周目

もう一周!

(突然腕に何かが当たり、足元に落下した。
 見ると、それは小石のようなものだった。)

おーい、こっちだ○○ー!!


(この声はまさか…?!)

(声は、幸村部長の植木鉢が置かれた棚の方から聞こえてくる。
 飛んできた小石は元々その鉢の中にあったものらしい。

 恐る恐る近づき、棚の上面に目線を走らせると…)




(植木鉢の傍らに、手のひらに乗せられるほどの小さな人間が立っていた。
 そしてそれは、どう見ても赤也の姿をしていた。)


赤也(?)「良かったぁ、ようやく気づいてもらえたぜ…!」



赤也…赤也なの…?!