(それから数日後、再び榊監督から手紙が届いた。
手紙には、出発日の詳細が書かれた書面と旅客船のチケットが同封されていた。)
真田「…何?チケットが全部で9枚あっただと?1枚多いということか。」
柳「となると、もしかしたらどこかの学校でチケットが不足している可能性があるな。」
幸村「そうかもしれないね。ちょっと跡部に確認してみるよ。」
(数時間後)
幸村「…今、跡部から連絡があってどの学校もチケットは足りているらしい。
余分に入っていた分については、適当にもう一人連れてくればいいとの事だ。」
真田「もう一人か……うーむ、一体どうしたものか…」
幸村「……………
……それなら任せて。いい当てがあるんだ。」
真田「当てだと…?む、幸村、一体どこへ……」
柳「まあ、本人に任せておけ弦一郎。…いずれ分かるだろう。」
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