真田「…差出人は氷帝の榊監督のようだな。」
柳「一体、どのような内容なのだろうか…?」
幸村「どれどれ…
………………
…………………………!
………へえ、すごいな。」
丸井「なんて書いてあったんだ?」
幸村「なんでも、榊グループと跡部財閥の主催で全国大会の出場校による合同合宿を行うそうだ。
どうやらこれはその招待状のようだね。」
ジャッカル「ご、合同?!それはまた豪勢な…!」
仁王「ほう、さすがは金持ち。やる事が違うのう…」
赤也「ていうことは、色んな学校の奴と手合わせできるかもしれないんスよね?!!くーっ、ワクワクしてきた!
それで、一体どこでやるんスか?」
幸村「……無人島。」
赤也「はい…?」
柳「本土からはるか南の方にある島で、サバイバル形式の合宿を行うようだ。
非日常の環境の中での生活を通して肉体や精神を強化するのが目的との事だ。」
柳生「練習だけにとどまらず、生活に必要な作業も全て自分たちでこなす事になるようですね。」
丸井「そ、その……例えば、飯とかはどうなってんだ?」
柳「もちろん、自給自足という事になるだろう。」
赤也「ゲゲッ、マジかよ…!食い物を探すところから始めなきゃならないんスか?!」
うう、俺達本当にやっていけるんでしょうかね…?」
真田「たわけ!全国三連覇を狙う者がそのような弱腰でどうするのだ!
いかなる状況に陥ろうとも、それを切り抜けるすべを見出していくのが真の強者というものであろう。」
柳「うむ、ここはやはり王者立海として他校の者に無様な格好をさらすわけにはいかないな。
日頃の鍛練で培ってきたあらゆる力を発揮するいい機会だろう。」
赤也「ううっ、そこまで言われたらもうやるしかないじゃないッスか……
こうなったら合宿でも立海の底力、見せつけてやる…!!」
幸村「ふふ、よく言った赤也。
…では、レギュラー陣全員参加という事で返信を出すよ。」
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