童磨の道案内に従って歩いていると、気づいたら周りには家一つないような寂れた場所へ連れられていた
本当に道は正しいのだろうか 段々不安になってきた
時折聞こえる、がさがさと草が揺れる音や虫の羽音が更に不安を煽る


大丈夫?歩くのに疲れたら休憩するかい?それともおぶってやろうか?
...もしかして、俺のこと疑ってる?

大丈夫大丈夫 もう少しだからさぁ 俺を信じて着いてきてくれよ


花見5-1