お花見がしたいの?行っておいで


そうじゃない と怒るとじゃあ何なのさと声が返ってくる

もしかして俺と一緒にお花見したいの?前にも話したはずだが俺は病気のせいで太陽の下に出ることができないんだ 分かってくれよ

申し訳なさそうに話す童磨を見るとあまり彼を責める気が起きなくなってきた

それでも、どうしても一緒に桜が見たいと伝えると童磨は少し考える素振りを見せ、
夜でもいいかな?と呟いた


数日後
花見2