俺と君はそこそこ仲が良かったと、俺はそう思ってるんだ 君もそうでしょう?
...いや、今は君が俺をどう思ってるかなんてどうでもいいんだ
俺たちは教祖と信者の関係だったが、俺は君を友人のように思っていたよ
だからこそ君が独りで死ぬなんて悲しくて耐えられないんだ そんなのって可哀そうだろう
最期は傍にいてあげる 眠るまでの間、お喋りでも聞いていてよ

そこまで話すと童磨はまた他愛もない話を続けた
が、途中で話をやめて顔を近づけてきた



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看取られる4