(土地勘のないどうろで迷子になってしまった)
(どうしよう…)


「おや、どうしたのかなお嬢さん?迷子かい?」


(なんだか濃い人に声をかけられた)


「OKOK!センターなら、このまま道なりに行けば着くよ。ここは初めてくる場所かな?君は新しいチャレンジャーかい?」


(チャレンジャー?いいえ、あの私…ジムに行く予定は…)


「いいねいいね!新しくぼうけんを始めたばかりという訳だ!

初めてのことばかりで大変だろう?大したものじゃないけど、これをあげよう!

君のパートナーはカツキだね?それならほのおのいしだよ。進化させるのに必要になる。

それと、ついでにこれを持っていくといい。強いモンスターと一緒にぼうけんしていれば、いつか君の心に応えてくれるはずだよ。」


(何かに納得した様子の男性にモンスターボールを手渡された)


「それはモンスターのタマゴ…だと思われるものさ。何しろモンスターがタマゴを生むとは未だ証明されていないからね。

だけど、そこから生まれるのは間違いなくモンスターの赤ちゃんさ。

君の手で大切に育ててあげるんだよ」


(そう言うと、濃い人は高笑いしながら行ってしまった)
(誰だったんだろう?)

(タマゴをもらった!)
P道に迷う