根「聞くところによると、君はまだ自分のモンスターを持っていないそうじゃないか。君くらいの年頃の子はみんなモンスターと一緒に冒険しているよ。

簡単に言うと、彼と一緒にぼうけんして、どんな変化があるかを報告して欲しいんだ。言わば実験に協力してもらうかたちになるね。

私は研究がすすむ、キミはぼうけんを始められる。お互いにいいことづくめだとは思わないかい？」


(思いがけない提案をされた)
(あまりに突然のことに断ろうかとも思ったが、博士の雰囲気が許してくれそうにない)


根「特に難しいことはないよ。キミは普通にぼうけんしてくれればいい。このモンスターずかんに記録機能がつけてあるんだ。これが自動的に研究成果をこちらに送信してくれるから、キミが私に連絡をとる必要もない。

もちろんやってくれるよね？わぁ嬉しいな、これでまた人間とモンスターの距離が縮まるかもしれない！」


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