カ「はー、楽しかったぁ。久々にこんな笑ったかも」
(じんわりと感じる人肌の温もりに、いつの間にか緊張も忘れて睡魔が襲ってきた)
(カツキは自分の片腕を枕に、あなたの方を向いて何やら話している)
カ「帰んの寂しいなぁ…ねー、本気でオレと一緒にこっち来ない?
……だよね、知ってた。アンタは爆豪くんが好きなんだもんね。
じゃーもうサンドされたいとか浮気するような真似しちゃダメだかんね?誤解されちゃっても知らねーから」
(微睡むあなたを気遣ってか、大分落ち着いたトーンで話し続ける)
(爆豪と同じ岡○さんボイスで優しく囁かれると、さらに瞼が重くなっていく)
カ「って、もう聞いてないか。
まともに知りもしない男が隣で寝てるってのに、よくまあ警戒心の薄いことで。
オレは爆豪くんじゃないって何回も言ったってのに…………。
ふぅ。ま、可愛い寝顔に免じて許してあげなくもないよ。
今度はアンタがオレのとこに遊びに来てよね。
それじゃあね。おやすみ。」
(意識を完全に手放す瞬間、柔らかいものが首に触れたような気がした)
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