切「ご指名とあらば。お手をどうぞ、お嬢様。

わ、冷て…外は寒かったでしょう、暖炉をあたためます。

気休め程度ではありますが、俺の手を握っててくださいませんか?
俺、体温高いんです。
お嬢様の手が痛いのは可哀想なので、俺の体温でよろしければ暖をとってください!」


(差し出された手のひらにそっと手をのせると、優しく握ってくれた)
(じんわりと温かくて気持ちいい)
c鋭児郎、席までエスコートしてちょうだい