轟「ん。熱いの平気か?火傷しないように気をつけろよ。
…そう言えば、湯のみに取っ手が無いのは、素手で持てる温度が適温だかららしいぞ。」

(和風総本家のような豆知識を教えてくれた)


轟「………。」


(湯のみを両手で受け取ると、落とさないようにか外側から手を包み込まれた)


轟「最近…
お前と2人でいると、何となく触れたくなるんだ。

触れたいから心がそわそわして、でも触れるともっと落ち着かなくなる。

なのに、この時間がずっと続けばいい。…なんて思う。

何なんだろうな、これ。」


(ラブソングばりに恥ずかしいことを言っているのに、気がついていないのかあなたの手を弄んでいる)
(包まれた手からじんわりと轟の体温がうつり、頬にまで熱がのぼってきてしまった)
轟くんといると和む1