こんなとこに居やがったか…!
(息を切らした爆豪に肩を掴まれた)
ッバカ!!
何で連絡のひとつも寄越さねぇんだ!?
どこ居たんだ!!カバンねぇから帰ったのかと思ってクラスの奴らに聞いたら出てくの見たって言うし、なのに靴まだあるし、いつまで経っても降りて来ねぇし!俺がどんだけ苦労したか!!
(膝に手をついて息を整えながら捲し立てられた)
(降りて来ないって…
もしかして、私のこと心配して学校中探し回ってくれたの…?)
…ッハァ!?心配とかじゃねぇよ!!
いつも視界に入るもんが突然なくなったら調子狂うだろうが。俺の為だバァカ!
………
……………最近暗くなんの早ぇだろ。
テメェ程度の力なんざ敵どころか、その辺の小学生だって簡単に抑え込めるんだからな。
(小学生には流石に負けないよ…)
見た目で人を判断すんな!どんな個性持ってっか分かんねぇだろ。……こんな時代遅れの説教することになるとは思わなかったぜ。
………………………帰んぞ。
(迎えにきてくれた)
迎えに来て2